雑感等

音楽,数学,語学,その他に関するメモを記す.

jupyter実行時のエラー:markupsafeの入れ直しで解消

下記ページと同様の対処をしてjupyterが実行できるようになった.
oboe2uran.hatenablog.com

表示されたエラー:

C:\WINDOWS\system32>jupyter notebook
Traceback (most recent call last):
  File "c:\python\lib\runpy.py", line 193, in _run_module_as_main
    "__main__", mod_spec)
  File "c:\python\lib\runpy.py", line 85, in _run_code
    exec(code, run_globals)
  File "C:\python\Scripts\jupyter-notebook.EXE\__main__.py", line 5, in 
  File "c:\python\lib\site-packages\notebook\notebookapp.py", line 36, in 
    from jinja2 import Environment, FileSystemLoader
  File "c:\python\lib\site-packages\jinja2\__init__.py", line 33, in 
    from jinja2.environment import Environment, Template
  File "c:\python\lib\site-packages\jinja2\environment.py", line 15, in 
    from jinja2 import nodes
  File "c:\python\lib\site-packages\jinja2\nodes.py", line 19, in 
    from jinja2.utils import Markup
  File "c:\python\lib\site-packages\jinja2\utils.py", line 647, in 
    from markupsafe import Markup, escape, soft_unicode
  File "c:\python\lib\site-packages\markupsafe\__init__.py", line 14, in 
    from markupsafe._compat import text_type, string_types, int_types, \
ModuleNotFoundError: No module named 'markupsafe._compat'

ラテン語の時刻表現

ローマ時代の時刻の区分は「第〇時」の表現され,現代の時刻表現の「〇時」とは意味が異なるようだ.

現代の時刻表記に関する説明が見つけられなかったため,
現代でラテン語の文を書くにあたっては
ロマンス語を参考にして,時刻を奪格,時間を対格として,以下のように表現することを提案する.

hōra, -ae f. 時
minūtus, -ī m. 分
時刻:(女性形基数奪格) (hōrā/hōrīs) et (男性形基数奪格) (minūtō/minūtīs)
時間:(女性形基数対格) (hōram/hōrās) et (男性形基数対格) (minūtum/minūtōs)

例:
1時1分(において)=ūnā (hōrā) et ūnō (minūtō)
2時22分(において)=duābus (hōrīs) et vīgintī duōbus (minūtīs)
1時間1分間(の間)=ūnam (hōram) et ūnum (minūtum)
2時間22分間(の間)=duās (hōrās) et vīgintī duōs (minūtōs)

参照した現代ロマンス語
フランス語:(基数) heure[s] (基数)
スペイン語:(女性単数[複数]定冠詞) (基数) y (基数)
イタリア語:(女性単数[複数]定冠詞) (基数) e (基数)
ポルトガル語:(数詞女性形)(hora[s]) e (数詞男性形) (minuto[s])

効率性の教育

「如何に短時間で課題をこなすか」は教育されなかったように思う.
最近,偽装等(不適切な〈効率化〉と言えるだろう)がニュースで頻繁に取り上げられている.
こういった問題も,正しい効率化を教えることで減らせるのではないだろうか.

年を経るごとに若者は上の世代への反発力を弱めているように感じる.
以前はこの反発力が効率化の原動力だったのかも知れないが,
この原動力が弱まりつつある今は,効率化それ自体を教えなければいろいろと進まなくなっているのではないだろうか.

複素指数関数の複素角周波数は操縦桿

複素正弦波 e^{i \omega t}

角周波数 \omega 複素数 \alpha + i \betaに置き換える.
 f(t) = e^{(\alpha + i \beta)t}=e^{\alpha t} [ cos(\beta t)+ i sin(\beta t) ]

微分して速度を求める \frac{d}{dt} e^{(\alpha + i \beta)t }  =(\alpha + i \beta) e^{(\alpha + i \beta)t}
 f(t)のベクトルは,そのベクトルの大きさに応じた速度で, tの経過につれて複素角周波数 ( \alpha + i \beta ) 方向に進む.

適切なアナロジー

良いアナロジー
www.youtube.com

理解しやすく適切なアナロジー/対応関係を見つけるのは難しい.
もの同士の共通点を挙げて,そこから演繹した「何か」が正しいことは,稀ではないか?

和声では,根音五度下降が自然に聞こえることを,「重力による落下」というように表現することがある.
これは,物理モデルによるアナロジーだ.

私はこれがこじつけっぽいと感じる.なぜなら,根音の移動にしか言及できないからだ.
三度進行の説明には,三和音の存在を仮定しなければならないことがある.
私は,理論はシンプルであるべき―少数の原理から多くの事柄が説明されるべきだと考える.
そのため,「根音進行」,「三和音の存在」など,仮定すべき命題が多いことは,理屈っぽいが理論でないと考える.

私の悪癖として,偶然の対応を見つけると,何も仮定していないのに何か意味ありげにとらえることが挙がる.
kazmus.hatenablog.jp
意味関連など実際はない.あるいは関連を説明するには,雑多な仮定が必要かもしれないのにだ.

今の私にとって,何かが関連していてほしいと思っているのは数学だ.
群,環,体,圏が音楽に結び付くだろうか?
私は高度な数学について無知だから,これは希望的観測によるものだ.

音楽・数学について述べたが,語学はどうだろう?
国語学習は母語からの類推だろうか?
英語,ドイツ語の授業を受けてみて,母語からの類推は少ないように感じた.
そもそも母語の仕組みを意識していなければ,類推できない.
言語自身に規則性があっても,言語は言語であり,音楽・数学から類推できるものは少ないように思う.