雑感等

音楽,数学,語学,その他に関するメモを記す.

2015-01-01から1年間の記事一覧

和音と数値

操作対象は12音という不連続な音高だ. 一方,和音とその進行の感覚(美・醜,清・濁,明・暗,協和・不協和……)は より色彩(連続した二次元,三次元,高次元)的だと考える. タテ(音高)・ヨコ(時間)に分布する音の感覚,色彩を数値で表現・評価・比較…

音楽学習の体系

物理,音波 時間[s] 波の性質 音圧[Pa],[dB] 周波数[Hz] 数学,体系 リズム テンポ,音価,発音時間 音高組織 上方倍音 うなり 差音・加音 12音と五度堆積 音律 セント値 音色 sin関数,正弦波 フーリエ変換 下方倍音 音高・時間,抽象 スケール 12音 異名同…

音進行の操作

快・不快 聴き手の経験・状態に依存して決定? 感動・無感動 経験・状態に依存 音以外の要因が重要? 自然・不自然 双極の間を行き来し,ロマン派・印象派・ポピュラー的音楽を形成 厳格対位法(特に山口博史の本のような)では「自然」の極からほぼ動かない…

和音記号生成のためのメモ

パラメータ 度数 変位 省略 形体 準:長調 転回 その他の要素 ドリアのIV度:短調 ナポリII度・準ナポリII度:短調・長調 変位VII度:長調 調関係:無視

転義可能な和音の一覧を求める(没)

1. 背景 転義の可能性を広げることにより,和声の可能性を広げることができる. また,『総合和声』では主なものとして,減7,属7=増5-6,増3,増3-4の和音に関する転義を示している. 2. 目的 ここでは,上記「主なものとして」の直後に示す転義…

和声記号から構成音を求める

以下の手順で和声記号を処理する. 主調→スケール決定 内部調(準・同主・プラス・マイナスと度数の処理)→和音のスケール決定 和音度数→1・3・5決定 形体指数→7・9・6・4決定