ポピュラー音楽を聴くとその曲中のある時点に,コードの存在を感じることがある.さらに,音楽が時間的に進行するにつれてコードが変化し,コード進行の存在を感じることがある.
曲中でのコード進行は,音楽理論,特にに当てはまる場合と,そうでない場合がある.
当てはまるときは,あるコードが和声法での主な機能(T・D・Sなど)に分類できる場合と,副次的・経過的なコードに分類できる場合がある.
当てはまらないときは,分析の対象外または分類「その他」とするほか無い.
ここで,色彩を次のものと考える.ある理論で,同じ機能に分類される物同士での差異.理論で区別はされず,感覚で区別される差異.
また例として,機能・分類をT・D・D2・S・X(=その他)とする.